日記とか


 2004/6/3 (Thu) 22:23:11  日記を戻しました
すいません。更新しにくいんで戻します。
これなら会社で仕事中にささっと
書いてパパッと貼れますから…。

本日、カンヌ映画祭で主演男優賞を取った「誰も知らない」の試写へ。
2ヶ月くらい前マスコミに配られた試写会のハガキでは、
今日が最終となっていた。んが、カンヌで賞を取ったこともあってか、
来週あたりからまた第2弾が始まるのだけど、
案外最終だと思っている人も多いだろうと思い、
開演40分前に出かけたのだが…。すでに長蛇の列。
ギリギリ見られないかもしれない微妙な順番だったのものの、
持ち前の強運を発揮して立ち見でも座布団でもなく、
ちゃんとした椅子席ゲット!

「誰も知らない」は15年くらい前に西巣鴨で子供4人が置き去りにされ、
マンションの住人とか誰も知らないまま、子供達だけで生活し、
やがて兄弟の一番下の子供が亡くなったりして事件が発覚。
映画はこの事件をモチーフにしたもので、2時間20分とそれはそれは長い映画でございました。
モチーフも重いし2時間耐えられるかと思ったけれど、
いろんな意味で「救われる」映画であった。
いや、末っ子死んじゃうし、貧乏極まりなく悲惨なんだけど、
それでも生きよう、家族を守ろうとする14歳の少年の姿に救われる訳だ。
そんな荒んだ生活なら青年だって荒んでもおかしくないのに。
後半からあちこちで鼻水をすする音が聞こえ、最初、
えらい鼻炎の人が多いんやなと思っていたのだが、
そうだ、みんな泣いていたのだ。
妹が亡くなるぐらいになると、すすり泣きのオンパレード。
それでもあたしゃ泣けなかったのだが。
悲しいとか可哀想とかそーゆー感情へはストレートにつながらないんですな。
それが何かは分からないけど。
ただ、すべてが終わり、タイトルロールが流れてきたとき、
説明のつかない涙がボロホロこぼれてきた。
これは自分でも何がどうして泣けたのか分からない。
ただ、なんか熱いものが込み上げてきて仕方なかったのと、
今、この時代に、是枝監督、この作品を作ってくれてありがとうと思ったのでした。

ちょっと話がズレるが、今朝の新聞に長崎の少女殺害事件を受けて、
事件のあった学校では生徒に学校へのカッターを持ち込み禁止を言い渡したらしい。
なんかそれ、おかしくないか?
教えなければいけないのは、カッターを学校に持ってこないということではなく、
カッターで人を傷つけたり、殺したりしてはいけないことであって。
カッターは人を殺すものじゃない。それさえ分かっていれば、
みんな紙切ったりするって。人を殺さないって。
それを教えるのが親であり学校じゃないのか?
凶器となったカッターを持ち込ませないことが、
事件の解決やら子供の心のケアにつながるとは
とても思えません。
つーか、ほんと、この国のアホな大人たちは、
どうしてこうも「臭いものにフタ」をすることで、
問題を終わらせようとするのか。
そんなことしているから、いつまでたっても
何も変わらないんじゃないかと思ったりする。

そんなことを考えている時に見た作品なので、
子供たちが阿呆な大人たちの犠牲にこれ以上
巻き込まれないで欲しいと切に思ったりした訳で。

作品の中で子供を捨てて男に走る母親(YOU)が、息子(柳楽くん)に
「お母さんは勝手だ」と責められるシーンがある。
ここでYOUは「お母さんは幸せになっちゃいけないの?」と反論する。
誰だって幸せになっていいのよ。どんな状況に置かれている人だって。
だけど、人を不幸にしていい訳ではない。
少なくとも、経済的にも精神的にも親の庇護を受けなければ、
生きていけない子供を放ったらかしてまで、
「幸せになっちゃいけないの」なんて言われたら、
そら、あかんわな。

この作品が世の中に出てカンヌで評価されたからと言って、
戦争が終わる訳でもアホな大人による虐待が減ることは
ないと思う。だけど、減って欲しいという祈りにも似た
気持ちは痛いほど伝わってきたし、減らなければいけないからこそ、
傍観だけではなく「何かしなくちゃ」という気持ちもよく分かった。
違うのかもしれないけどね…。


 2004/6/4 (Fri) 12:36:39  懸賞に当たるには…
弊社が出している媒体誌では毎月紙面プレゼントがあり、
(まぁ、どんな雑誌でもあるでしょう)
応募者の管理やら当選は全部私がしている。
今朝も応募者のデータ入力に追われていたのだが、
中年以上の主婦のハガキを観ていると、
絶対こいつらには当選させてやんないと、×をつけていたりした(鬼)。
だって厚かましいんだもん。
当ててビームが全面に出てて、うざい。
中には脅迫まがいのものもある。
「当ててくれなきゃもう読みません」とか。いいよ、読まなくて。
なんでこうも厚かましいこと言えるのだろうか?
「結婚記念日だから」とか「孫の誕生日だから」とか…。
知らんがな。そーゆーこと書けば何かもらえるとでも?
そんなのそっちの勝手だから、知ったこっちゃないっちゅーねん。
大体、大事な日のプレゼントを懸賞でまかなってどうする。
もらった人だって大事な人のプレゼントが懸賞で当たったモノなんて、
贈る人の気持ちがぜーんぜん感じられなくて、嬉しくないってば。

こーゆー厚かましい主婦のハガキを観ながら、実家の母親を思いだしていた。
季節の変わり目ぐらいの頻度で実家から食品等の荷物が送られてくるのだが、
時々「なんでこんなものを…」というのが交じっている。
とてもセンスの悪いイラストが付いたTシャツとかくつ下とか。
とりあえずお礼の電話をかけ、「で、あれ何?どしたの?」と尋ねると、
大抵が「もらったもの」で、しかしながら
自分は気に入らないから「やる」といった類のものだったりするのだ。
「ふーん。要らないものをどうしてもらうの?」と尋ねると
「だってくれるって言うから。」
つまり、タダでもらえるものは、何でももらわないと損だという意識が働くのだろう。
戦後の貧しい時代を生きてきた人だから、その気持ちは分からないでもない。
しかし、自分が不要なものを他人にやるのは、とても失礼だと思うのだが…。
「つーか、私がこんなTシャツ着る訳ないやん。」
「だって捨てるの勿体ないし」
「だったら自分で着ろや」
「お母さんもこんなん嫌いやし」
だったらもらうな!とまた振り出しに戻る訳だ。トホホ。
大体、「タダやったら何でももらう」精神のおかげで、実家は
がらくたの山である。使いもしない「もらいもの」がわんさかだ。

しかし、そんな親に育てられた娘も過去にイタイ経験を持つ。
マッチが好きだった少女時代、初主演映画の「ハイティーンブギ」が公開になったのだが、
月々のお小遣いは500円ととても映画なんて見に行ける少女時代ではなかったのだ。
そこで、何を思っのか私はマッチにファンレターを書いたのだ。
「マッチが大好きです。ハイティーンブギのマンガも好きで、
映画もみたいのだけどお小遣いが少なくて見に行けません。
是非映画のチケットを送ってください」とかなんとか(大汗)。
ファンレターを書いたのは、後にも先にもこれっきりなのだが、
ともかく、イタタタタ、痛すぎる。世間知らずの少女時代とはいえ、
これはあんまりだ。マッチが見たらこんな女イヤって思われること鉄板だし、
「こんな奴には何があってもチケットなんて送ってやんない」と思われること必至。
最も、当時すごい人気アイドルだった訳だから、
あのファンレターは本人の手にすら届いていないことだろう…。
誰の目にもふれぬまま、廃棄された可能性が一番高い。
それを考えると当時の私はまだ救われているかもしれない。

話を戻そう。
中年以降の主婦は雑誌のプレゼントにしても、
「タダだから貰わないと損」の気持が働いているのだろう。
それがエスカレートすると「タダなんだもの、もらって当然」となり、
厚かましさ満開になるのだろうなー。
贈る側としても、たとえタダであってもだなぁ、イヤな奴にはやりたくない。
ということで、中年以降の主婦でイヤな感じのハガキには、全部×を付けていたりする(殴)。
懸賞で当たりたい方、下手な小細工を書いちゃダメです。
素直に紙面等の感想や編集部が助かるネタを書く方が、
よっぽど効果的ですな。
あと、個人的に当選させてあげたいと思う人は、
40代半ばまでて子育てに追われている主婦。
要は一番お金がかかる家庭だから、遊園地の招待券でも何でも
「ありがたく」欲しがってくれる世代な訳ですな。
なので、個人的には小さな子供がいる主婦を優先していたりします。
最も、応募数が多すぎて抽選が面倒な時は、エーイッと適当にハガキを選ぶけれど、
それでも引いたハガキが55歳・専業主婦で当てろビーム満開なら、
「なかったことに…」とハガキの山に戻すのであった。

 2004/6/8 (Tue) 13:20:43  久々に
肥溜めのにおひがする口臭のおっさんに会った。
昨日、弊社にきた某社の営業マンなのだが、
いやー臭い。臭すぎる。
おっさんと面向かっている訳でもなければ、
打ち合わせに同席している訳でもなく、
席は結構離れていたのに、臭う臭う。
それもちょっと口臭くさくて、
膿漏くんいらっしゃーいとか、ヤニ臭見参程度なら、
まだカワイイもんだが(つーか、私はそれすらイヤ。過去に歯医者で勤めていたため、トラウマだわさ)、
歯槽膿漏やヤニ臭が地べたに頭つけて
「すまん、ほんま、すまん。俺が悪かった」と
完全敗北してしまうような臭さで。
もう、まさに肥溜めっすよ、肥溜め。
肥の臭いが口からするってどうよ?どう?
しかもかなりええ年した、ええ肩書きのおっさんがよ?
ともかく、歯医者に行け!その前にまずは歯を磨け!!


 2004/6/11 (Fri) 23:53:01  臭うございます
2、3年ぶりくらいに、ショートカットにしましたわ。
うーん。
ちょっと前まではショートで当たり前だった訳ですが、
年とってからのショートっておばはんの段カットと
背中合わせなのでかなり危険。
だけど、暑いのとひとつにまとめていると、
どーしても髪にコシがないためボワッと広がる傾向にあり、
生活に疲れたこれまたおばはんになるんだもの。
だったらと思って切ったのだけど…。
あーあ。なんだかなー。
確かに劇的に涼しくなったけど、おばはんちっくだよなーやっぱり。
その美容室でいつもの美容師さんから聞いた話。
今、トリートメント1000円キャンペーンをしてて、
ついでにやってもらったのだが、
新しいトリートメントを導入したとのこと。
「業者の人が説明に来られたんですけど、
 “今の時期、汗をかくから頭も臭うございますね?”って
  言うんですよー。」
はははー。“臭うございます”かー。
普通は「匂いますよね?」とかやわな。
臭うございますとは言わんやろ、ははははー。

 2004/6/14 (Mon) 21:09:33  すごいぞ、足裏
午後から取材でフットケアのサロンへ。
フットケアってなんぞや?とお思いの方も多いでしようが、
簡単に言うと足の裏の角質を歯医者にある研磨機のようなものを使って、キレイにしてくれるものなのだ。
サンダルに素足の季節、あしのかかとが栗の渋皮みたいになってる人、結構いますな。
私の足裏は角質もそんなに分厚くないけど、油足。つまり、汗っかきなんですな。
でもってマメがつぶれて皮がむけたりして、とても見ず知らずの人に出せる足ではない。
これで水虫を持っていようものなら、本当にどの面下げてうちに来た?!と言われかねない訳で、
足の裏を出すことにかなーり抵抗があったのだが、ところがどっこい。
担当のスタッフっは何万人も足の裏を見てきたベテランさん。
こっちの恥ずかしいなんて屁とも思って無くて、
それどころかむしろ足の裏を愛おしいんでくれていたのには感激した。
まずはフットバスで皮膚をやわらかくした後、爪のお手入れ。
クリームで爪をマッサージした後、甘皮を処理して磨きをかけてくれる。
みるみるうちにキレイになって、スジスジ入りだった
自分の足の爪がまるで他人の足みたいにピカピカに。
「縦にスジが入ってる場合は疲れの現れ。
 横にスジが入ると大病の可能性があるから要注意ですよ」
とのこと。爪のケアの後は足の裏のゾーンセラピー。
いわゆる足裏療法。足の裏は第2の心臓と呼ばれているほど
カラダの臓器にかかわるツボが集まってて、
このツボを刺激し内臓機能を活発にするんですな。
強く押されると痛いところが弱っている箇所のツボ。
便秘の私はまず腸が弱っていると指摘。「すごく固いですよ」と
押す手に力がこもりイタタター。
次に指摘されたのが心臓。
心臓と言われて「昨日スロットで負けてドキドキしたからかーっ」と思ったのも束の間、
これは血の巡りが悪い、つまり冷え症を表しているそうな。
あ、当たってる!足裏の仕上げは専用の機械で角質削り。
歯医者にある研磨機に少々ひるむも痛みはまったくなし。
こしょばいぐらいで一通りの研磨後はツルツルに。
これなら素足でサンダルを履いても恥ずかしい思いをしないで済む!
ラストは膝から下をマッサージ。リンパの流れをよくするマッサージで、むくみ解消にはテキメン!
マッサージ後はマッサージをした左足としてない右足の細さが
明らかに違っていたからビックリ!
すごいぞ、これは。
取材だから…とさわりの部分だけをと片足だけさーっと流して体験した訳だが、
スタッフの方は「あぁ、こっちの足もやりたい」「もっとやりたい」とか言いながら、
汚い足をなでなでしてくれて、本当に感激。
なんつーか足の裏をこんなに愛しんでくれる人だからこそ、
本来恥ずかしくて人様に見せることをためらう足の裏をさらけ出すことができる訳で。
いやー、久しぶりにプロ魂を見せていただきやした。

 2004/6/16 (Wed) 23:28:00  タイ式マッサージに行く
昨日、帰宅するなり相方がわしっと私の足を取り
指先を凝視するではないか。
何事かと思ったら、どうやら日記を読んで足の爪をチェックしていた模様。
つーか、足掴む前に「日記見たけどさー」と一言いってくれたまえ。
びっくりするではないかっ!

本日はタイ古式マッサージに挑戦。
ストレッチでバキバキにするアレですわ。
見た目かなりハードそうな印象があるけど、実際ハードです(笑)。
だって色んなマッサージしているけど、足を使われたのは
生まれて初めて。
なんちゅーかどこかプロレスの固め技とか決め技に似てるのだ。
大体、プロレスでギブアップを取る技というのも、
逆関節に曲げたり、反らしたりするものだし。
その痛みに我慢できなくてタップするギブする訳ですな。
今回もプロレス技でいうところの逆エビを決められて、
思わずタップしそうになる。
足をうんと広げられたりして、年頃の娘さんなら
結構いやーんな体位、いえ、体勢もあったりして。
それでも取材用にとそれほど恥ずかしくない程度の
開脚だったらしいのだが、実際の施術はカーテンを閉めて
行うので、もっともっとさらに恥ずかしい体位、いえ
体勢になるそうだ。
まさに恥ずかし固めってところか?
何をされても「ぬぉぉぉ」とか「ふんぐぅぅ」とか「うぎゃ」とか
カエルを踏みつぶしたような声が出る出る。
マッサージのお姉さんに笑われるけど、
声は反射的に出るから仕方ない。
けど、自分で普段は伸ばすことのないスジやら筋肉を
わしわし伸ばされるで気持ちいーっ!
最後はプロレスでいうところの「ロメオスペシャル」を
決められて施術終了と相成ったのだった。
終わってみると思っていたほど痛みもなかったし、
筋肉疲労(もみかえしとか)もない。
なんつーか、今までに体験したことのないスッキリ感満開で、
店を出た後、ショーウインドーに映った自分の姿にのけぞった。
ひー。なんて姿勢正しいんだ、俺は。
シャキーンと背筋が伸びてて、胸張ってあるいてるんだな、コレが。
ここにデュークがいたら誉められること間違いなし。
今すぐみんなの手本となって歩きなさいと言われたに違いない。
けど、この背筋シャキーンも無意識だったから自分でも唖然。
タイの古式マッサージは元々インドのヨガがベースになってるらしいのだが、
悠久の国の人は考えることが違うねー。

 2004/6/28 (Mon) 13:31:17  他人の連ちゃんを吸い尽くす女
すごいご無沙汰日記ですなー。(遠い目)

相方が北斗の拳(スロット)で連ちゃん中に私が近寄ると、
必ず連ちゃんが止まってしまうという妙なジンクスがある。
それは相方にだけ適用されることかと思っていたら、
土曜日、友達の連ちゃんまでもを止めてしまった( ̄□ ̄;)。
さらに、昨日に至っては25連していた横の台が空いていたのでサクっと座ると、
25連まで止まってしまった( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)。
ど、どーゆーこと?
こうして私は他人の連ちゃんを吸い尽くして
自分のツキをため込んでいる(らしい)のだが、
昨日、北斗揃い(青)をひいてトキもレイも出てきたのに
6連ってどういうこと?
しかも合拳波を受けて自力で立ち上がったというのに、
9連って何?
発当たりでは驚異的なヒキの強さを見せていたものの、
連ちゃんに関してはなんじゃそりゃなヒキ弱で、
相変わらず北斗のダメっぷりを発揮していたのだった。
ったく…。


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